ホクロが多いのですが脱毛の施術に影響ある?

脱毛

脱毛サロンで行われる脱毛は、光脱毛やフラッシュ脱毛と呼ばれるものです。

これは、マシンから照射される光の熱で、毛根にダメージを与えていく方法です。

光は黒い部分=メラニンに反応するため、黒いほくろや色素沈着している部分にも反応し、ヤケドを負わせてしまう可能性を否定できません。

体質的にホクロが多い人は心配になってしまいますよね。

今回はそのような場合に、脱毛の施術をどうするべきかをまとめてみましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

脱毛のとき、ホクロの部分は脱毛できる?

脱毛サロンで脱毛を行う場合、最初にホクロの部分には専用のシールが貼られ、マシンの光が当たらないようにカバーされた上で施術が行われます。

実は筆者は以前、脱毛時にサロン側のミスで、ホクロに照射されたことがあります。

照射の時は“ズキっ”と鋭い痛みが走り、2,3日、ホクロの周りが赤くなり、熱を持った状態でズキズキとした痛みが続き、「もう脱毛行きたくない・・・」と恐怖を感じてしまったものです。

ホクロの部分をカバーせずに施術を行えば、程度の違いはあれど、同じような経験をされると思います。

適切にカバーすることで、ホクロの部分が光の照射によってヤケドになることは避けることができますし、もちろん、痛みを伴うこともありませんが、逆に言えば、シールが貼られた部分は脱毛の効果を得ることができません。

体質的にホクロの多い人の場合、その数にもよりますが、全てのホクロをカバーしてしまったら、脱毛の効果も半減してしまいます。

そのため、脱毛をすべきかどうか、お悩みになるのも当然のことだと思います。

数えられる程度のホクロであれば、何も心配する必要はありませんし、シールもサロン側で施術前に貼ってくれます。

しかし、全身に渡ってホクロが多くある人は、ホクロがあっても施術を受けることのできるサロンを選んで行けば、より安心して脱毛の施術を受けることができるのではないでしょうか。

ホクロがあっても施術可能な脱毛ってあるの?

ホクロはもちろん、お肌が黒い人や、ニキビ・アトピー肌、敏感肌の人であっても安心して施術を受けると評判なのが、「ハイパースキン脱毛」という方法です。

光脱毛の基本は、高熱を黒い色に反応させることで、毛根にダメージを与えますが、ハイパースキン脱毛は、約38度の人肌の光を照射します。

この光は、肌質や毛質に関係なく、発毛因子=毛の種に作用して、発毛を予防するという脱毛方法です。

高熱処理をするわけではないので、痛みやヤケドの心配がなく、ホクロだけでなく、お肌の色が黒い人、シミや色素沈着のある箇所でも、問題なく施術できることが特徴です。

残念ながら、大きなホクロや凸凹したホクロは脱毛施術を受けることができませんが、それ以外のホクロであれば、シールでカバーする必要はありません。

さらに、ハイパースキン脱毛で脱毛するメリットは、フォト美顔の光が含まれている点です。

エステサロンや美容外科などで、フォトフェイシャルという言葉をご存知の方もいるかもしれませんが、特殊な光を当てると、肌内部でのコラーゲンの生成がサポートされ、シミやくすみが薄くなるというものです。

ハイパースキン脱毛の光には、このフォト美顔の光が約3割含まれており、脱毛すると同時に美肌作用も期待できるといわれます。

人によっては、茶色程度のホクロであれば、薄くなっていくこともあるようです。

脱毛もできて、お肌も綺麗になるのはうれしいですよね。

医療レーザー脱毛もホクロはNG?

では、医療レーザー脱毛はホクロのある部分を脱毛できるのでしょうか?

レーザーも基本的には黒い色=メラニンに反応して、熱によって毛根を破壊して処理するため、ホクロの部分はヤケドする可能性があります。

そのため、ホクロの状態を事前にチェックされますが、ホクロによっては施術OKのものもあるようです。

ホクロから生えたムダ毛はどうする!?

通常の脱毛サロンで施術を避けられたホクロ、または、ディオーネのようなサロンへ行っても施術して貰えなかったような、凹凸のあるホクロや、大きなホクロ。

「そんなホクロに一本だけ毛が生えているので、なんとかしたい」という人は少なくないのではないでしょうか?

このような場合でも、脱毛を諦める必要はありません。

ホクロから生えた毛がどうしても気になる場合は、電気針脱毛があります。

これは毛を1本1本処理していくため、時間がかかり、現在ではメジャーではありませんが、皮膚の色に関係なく、確実に永久脱毛をすることが可能です。

また、美容外科であれば、ホクロ自体をレーザー処理して除去してしまってから通常の脱毛をするという方法もあります。

ホクロ除去の料金は、大きさにより異なりますが、5,000円~1万円程度というところが多いようです。